たまった本・雑誌を整理して部屋を広くしよう!

皆さん、本や雑誌は良く読みますか? 私は読書が趣味なので、部屋の中が(床まで)本だらけになっていました。でも今は、本棚一冊分に納っています。

これだけインターネットが発達しても、やはり本から得られる知識や情報は代えがたいものがありますよね!

チョットした工夫や発想を変えると、大事な情報は残しつつ、とてもスッキリ整理出来ますよ。

また、意外だったのは、本の整理で部屋がスッキリして、とても快適でストレスが無くなりました。精神的にもメリットがあると思うので是非お試しを!

目次

すでに買った本・雑誌をどうするか

部屋を整理整頓するとき、ココはかなりの悩みどころだと思います。雑誌はためらわず捨てられる人も多いと思うのですが、私の場合は、雑誌であっても、「この特集は後で役立ちそう」と思ってしまいます。本ならなおさら…

あと、雑誌は後で再購入が出来ないことも多いので、その意味では貴重な情報源なのです。

すでに買ってしまったものは、部屋の面積を一部占有していますので、たまらないうちに整理しましょう!

スマホで撮影

これ、わりと簡単・手軽な方法です。例えば、雑誌の中の一部の記事だけ保存したい。と言うときにオススメです。

方法は簡単。とっておきたいページをスマホで撮影して保存しておくのです。画像で保存しておけば安心ですよね。

この際のポイントは、スマホ内できちんと分類しておくことです。そうでないと、折角撮影しても、どこにいったか分らなくなってしまいます。私の場合は、iPoneなので、「写真」の中に「マイアルバム」を作って、そちらにわかりやすい名前をつけて保存しています。

この方法は、滅多にみない取り扱い説明書や、チョット保存しておきたいチラシ・広告などにも活用できますよ!

スマホアプリを活用

先ほど紹介したスマホで撮影する方法では、1枚1枚が画像になってしまうので、本・雑誌を整理すればするほど画像がたまっていってしまうことになります。

これらをまとめられると良いですよね。例えば、雑誌の特集ページを1つのファイルにするとか。

そんな時はスマホのスキャナアプリがオススメです!

そもそもスキャナアプリって何?

スキャナとは、本や雑誌などの紙情報をデジタル形式に変換する装置です。具体的には画像ファイル(JPEGやPNGなど)やPDF形式(多くの皆さんがAdobeのAcrobat Readerを使って開いてみた経験があると思います)に変換されます。スキャナアプリとはこのスキャナ装置をスマホのアプリ上でできるようにしたものなんです。

以下に記載しますが、このうちスキャナを使ってPDF形式で保存するのが断然お勧めです!!

スマホのカメラで撮影するのとどう違うの?

スマホのカメラで撮影すると、画像ファイル形式になります。つまり、1枚1枚が独立した画像になります。例えば雑誌で保存しておきたいところが2ページあって、1ページずつスマホカメラで撮影すると2つの画像ファイルができます。つまり、ページが増えるほど画像ファイルが増えてしまうわけですね。

おすすめスキャナアプリ

CS (CamScanner)という製品がおすすめです。iPhone版もandroid版も両方あります。

スキャン(取り込み)・保存後にもわかすいよう、分類用のフォルダを自分で作るができますし、読み取り精度も高いです。スマホで撮影すると、本・雑誌の部分を自動認識してくれ、トリミングや画質補正も行えます。イメージをエクセルに変換する機能持っているので、興味のある図表を保存したい時も良いですね!また、文字ベースの誌面であれば、OCR(文字認識機能)でテキスト形式に変換してくれます。こちらも大変べんりですよ。その他、多彩な便利機能がありますので、是非試してみてくださいね。

必殺技の自炊(スキャナで電子化)

本好きな方だと大量に冊数があるため、これを処分するため必要な部分を今までにご紹介した方法ですと、到底追いつかない!と思われると思います。

..諦めて古書店に売るかすてるしかないのでしょうか?

筆者が最もオススメする方法は、別名「自炊」と言われる方法です。

こちらは、時間は多少かかるものの、最強の保存法だと思っています。

自炊とは?

自分の力で本・書籍を裁断して、それをスキャナーを使って電子化することを指します。少しおおがかりになりますが、PCをお持ちであれば、裁断機とスキャナーを買えば大量の本・雑誌を処理出来ます。実施、筆者はこの方法で数千冊の本を電子化し、その後書籍は処分したので、部屋が非常に広くなり、快適な生活が送れるようになりました!

最初慣れるまで大変ですが、覚えてしまえば後は全く同じ手順を繰り返すだけなのでとても楽ですよ。

自炊のやり方

  1. 保存場所とファイル名のルールを決めておく

    自炊関連の記事であまり記載されませんが、とても重要な部分だと思います。それは、あらかじめ、本・雑誌をデータ化した後、どこのディスク(クラウド)にどういう名前のルールで保存しておくのかを決めるのが必要、ということす。そうで無いと、折角スキャナして取り込んだ本・雑誌のデータファイルが一体何処にあるのか、探すのが難しくなってしまいます。逆に以下の例のようなルールを決めておくと、凄く便利になりますよ。
    例)
    ①保管場所ー自分のPC (Evernoteなどのクラウドサービスを使うと、自宅以外でもどこでも見れて、便利ですよ!)
    ②保管ルール ー フォルダ名を「本(ビジネス書)」、「本(英会話)」、「雑誌(音楽)」、「雑誌(トレンド)」など、自分のわかりやすい名前で分類し、仕分けする。
    ③ファイル名のルールを決めておく
    例えば「年月日_本のタイトル_著者名)」などと決めておくと、後で検索するときに便利です。

  2. 裁断機で本・雑誌をスキャナーで読み取れるようにする

    これは最初は本好きには抵抗があるのですが、避けられない作業です。本・雑誌は製本されていますので、スキャナーで読み取るためには、1枚ごとに読み取れるようにする必要があります。製本をバラさず、自分でページをめくりながら見開きづつスキャナーにかける方法がありますが、膨大な時間がかかります。裁断機を使うことをオススメします。
    オススメの裁断機としては、プラス社製の裁断機です。かなり定番の裁断機で、オフィスで見かけた、あるいは利用されている方も多いのではないでしょうか?
    裁断部分を赤い光のラインで確認することができるのでとても簡単に正確に裁断することが出来ます。とても上部で長年筆者も愛用しています。

    プラス 裁断機 自炊 A4 かんたん替刃交換 PK-513LN 26-309


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  3. スキャナで本・雑誌を読み取り

    いよいよ、本・雑誌を電子化する作業になります。といっても、操作はとても簡単。ドキュメントスキャナという種類のスキャナーで取り込むだけです。殆どの機種は読み込むだけで自動的に本や雑誌一冊分を一つのPDF形式にしてくれます。
    スキャナーを選ぶ際は、オートフィーダという、紙送りを自動的にやってくれる装置がついたものが絶対オススメです。そうでないと、自分自身で1枚1枚スキャン必用がでてきますからね!

    オススメのスキャナとしては、有名どころとしては、富士通製のスキャナでしょうか。
    読み取るときですが、「OCR付き」という設定にすることをオススメします!
    理由は、この設定にすると、何と紙面に書かれている文字を認識して、後で(デジタル化した後で)検索する際に、読み込んだ紙面の文字も認識してくれるのです。こちらは絶対オススメです。気兼ねなく、PCやクラウドなどに放り込んでおきましょう。

    富士通 PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap iX1500
    (両面読取/ADF/4.3インチタッチパネル/Wi-Fi対応)


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    各メーカーから様々な価格帯、便利機能が搭載されている製品がでていますから、是非商品説明などを見比べてチェックしてくださいね!

  4. デジタル化した本・雑誌データを保管する

    最後に取り込んだ本・雑誌のデータを、1.で決めたフォルダ構成や、ファイル名のルールに従って保存していきます。保存自体は、スキャナに付属する読み取り用のアプリからファイル名や格納フォルダを指定すればO.K。細かい設定が不要であれば、自動的にファイル名をつけてくれるスキャナーソフトも有ります。
    ただ、やはり、1.でご紹介したよう、書籍名や著者名、取り込んだ年月日などをファイル名にすることをオススメします。断然、後ほど判別しやすくなります!

おススめする理由

本記事では自炊が断然オススメなのですが、その理由をまとめますね。

半永久的に保存可能な安心感

世の中では断捨離ができる方もいらっしゃるようですが、本好きにとっては、本を捨てることにはかなり抵抗があることも事実ですよね。自炊をすれば、本の内容をデジタル化して半永久的に保存可能なのでとても安心です。あ、念のためバックアップは必ず取っておいてくださいね!

手元にある。という安心感はとてもいいですよね。

どこでも参照可能

自炊時にPDF形式で保存し、EvernoteやGoogle Driveなどのクラウド上で保存すれば、お手持ちのPCやスマホ、タブレット上でいつでも参照可能です。デジタル本棚といった感じですね!

検索性に優れる

先に解説しました、「OCR付き」でPDFを作成しますと、全文検索が可能になります。つまり、電子化した本全てに関し、探したいキーワードで検索すると、本の本文全体も含めて該当する部分をピックアップしてくれるのです。これがデジタルではの協力な強みなのです。

検索を使いこなすと、思いもかけない本・雑誌でキーワードが引っかかったりして、意外な関連性を見出すこともできます。とにかく便利。

なんといっても省スペース

そもそもの目的に立ち返りますと、なんといっても省スペース(といいますか物理的なスペースがゼロ!)

私の場合も、今までにためた本・雑誌を自炊した後は、本当に部屋が広々しました。本棚は残してありますが、スペースに余裕ができ、見やすい配置にすることができましたので、見た目も使い勝手もとてもよくなりました。

拡大・縮小ができる

こちらも意外とありがたいメリットです。デジタル化すれば拡大・縮小が自在になりますので、図版の拡大や少し縮小して2冊分を画面上で並べて表示したりすることもできます。

Kindleに保存可能

実はAmazonの電子書籍リーダー、Kindleにも取り込めるんです!Kindleで購入した電子書籍と一緒に持ち歩くことも可能!あの小さい端末に本当に広大な自分専用のライブラリを作れ、いつでもどこにでも持ち歩けるとは素晴らしい時代になりました。

それは面倒だという方に!

どうでしょうか。作業の流れを一通り解説しました。いくつか手順があるので手間がかかると思われるかもしれませんが、一度覚えればあとは全て同じ手順なので、私の場合は苦にはなりません(音楽を聴きながらや、youtubeを観ながら作業しています)。

それでも、「そんなのは面倒だ!無理そう…」という方。

実は、これらの自炊を代行してくれる業者さんがいるのです。もちろん有料サービスですが、「時間をお金で買う」ということでは検討する価値は十分ありますね。

おすすめは、一度その業者さんのクォリティを確認するため、お試しや少量の注文で確認をすると良いと思います。

電子書籍で買いなおす

これができるのは少し余裕がある方になると思うのですが、電子書籍で買いなおすというのも一手ですね。本に限らず、今は雑誌のバックナンバーもかなり手に入るようになりました。

電子書籍で買い直してしまえば、あとは本・雑誌をためらわずに束ねて処分してしまえば良いので、時間を大切にする意味も含め、費用対効果は高いですよね。

また、全てを買い直す必要も勿論ありません。本当にお気に入りの本や残したい本だけ購入しておくというのも十分オススメです。

電子書籍はPCやスマホ、タブレットから膨大な数の本・雑誌を保存・よむことができる利便性があります。ほぼ無限の大きさの本棚が仮想空間にあるということですね。便利な時代になりました。是非活用しましょう!

アフターデジタル

さて、以上の方法で本を片付けて部屋がすっきりした!あるいは、まだ片付けていないけどこれ以上部屋に物を増やしたくない!という状態になったとき、今後はどのようにしていけばよいのでしょうか。もちろん、今まで通り本や雑誌を購入して、今までに紹介した方法で保存しておくことも良いですが、せっかくでしたら以下の方法もお勧めです。

電子書籍

一番お勧めのキンドル

やはり一番のオススメはAmazonのキンドルです。最近では防止加工のタイプもありまして、私も風呂場で読書を楽しいでいます!

本を大量に読み、置き場所にお悩みな方は、やはりキンドルをオススメします。

通常は書籍で買うより安い設定もありますし、欲しいものリストに入れて定期的にみていると、限定セールで大幅割引になっていることもあります。この時購入すると、とてもお得な感覚ですよ!

また、Amazonのプライム会員になっていると、Amazon unlimitedサービスが使えます(つまり読み放題)。読み放題対象商品に限定されますが、現在は相当な量の本が対象になっていますので、そこで新しく巡り会える本もありますよ。

スマホでも電子書籍が読める

勿論、スマホでも電子書籍を読むことが可能です。Kindleも専用端末で読むだけで泣く、スマホで読むためのアプリが提供されています。他にも各社から様々な電子書籍がサービス提供されていますので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。こちらは書き始めるとそれで1特集分になりますので、本お役立ちニュースサイトでも、別途取り上げたいと思います!

アナログな方法もアリ

アナログな方法でも、場所を占有せずに済む方法もあります。以下、私が良くやっている方法をご紹介しますね。

図書館で借りる

みなさん、図書館をもっともっと活用しましょう!図書館で本を借りれば、返却を必ずしますので、絶対部屋が本で占有されることはありません笑。また、最近は図書館の貸出し・返却をネットでできる自治体も増えてきましたね。

また、その図書館に欲しい本・雑誌が無かった場合、他の図書館と連携をとって取り寄せてくれます。また、欲しい本のリクエストをすると、よほどの事が無い限り、購入し貸しだしてくれますよ。私は、図書館は自分のリモート本棚と思っています。図書館で借りて、また読みたくなったら借りれば良いですし、そこでどうしても手元に置いておきたい本があったら、Kindleで購入することにしています。そうすればより効率的に間違いなく良書を揃えることが出来ますね(^^)。

王道のスクラップに工夫を

そこまで悩むほど本・雑誌をもっていない。たまに雑誌の特集を保存しておきたい程度だよ。と言う方もいると思います。そういう方は、王道のスクラップで充分だと思います。スクラップしておいて、期間を見て不要そうになったらスマホで撮影して廃棄するようにすると良いですね。

また、雑誌のある特集をまとめて保存しておきたい!と言うときもありますね。私は楽器をやりますが、「アンプの設定の仕方特集」というのがあって、それはもう5年くらいスクラップをとっておいて、未だに参照しています。雑誌の特集のようなひとかたまりで複数ページのものは、クリアケースにひとかたまりで保存しておくのをオススメします。

また、雑誌はA4サイズのものが多いと思いますが、クリアケースにはA4サイズを収納する際、クリアポケットのサイズがA4サイズよりかなり余裕がある大きさになっているモノがあります。これはとても出し入れがしやすく、クリアポケットが破れるのをかなり防ぐことができますので是非お試しください。無印良品に売っていますよ。

友人とシェア

趣味・趣向が同じ友人と本をシェアしあう方法があります。この場合、基本は読み終わったら友人に差し上げて、自分が欲しいモノについては譲ってもらってデジタル化すると良いと思います。

雑誌はクラブ・サークルで購入してシェア

もしあなたが、学校や会社のクラブ・サークルに入っている場合、そのコミュニティーの中で本の回覧をして、資料として部室や会社のスペースに保存するのは如何でしょうか。

例えば映画鑑賞サークルなら、映画雑誌を回覧するなど。雑誌はすぐにたまるので、このような地道な方法は結構効果がありますよ。

まとめ

如何だったでしょうか。本・雑誌の保存の仕方にも色々な方法があることがおわかりになったと思います。コツは、やはり、「続けられること」ですので、オススメする自炊に拘る必要はないと思います。まずは試しやすい方法から始め、もっと出来そう!と思われれば自炊に挑戦していただきたいと思います。

また、Kindleをはじめとした電子書籍は、書籍のバラッとめくっていける感覚がどうしても内のですが、検索性・省スペース等魅力も沢山あります。

色々試していただいて、ご自身に会った方法を見つけてくださいね!

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